2026年に発生した地震・台風・豪雨など、住宅被害や水災などが発生した主な自然災害をまとめています。
保険鑑定人の視点から、住宅への被害や保険との関係にも触れながら、年間を通して随時更新していきます。
※本ページでは、住宅被害、ライフラインへの影響、保険対応の観点から記録する価値があると判断した自然災害を主に掲載しています。
※災害の発生状況や被害情報は随時更新しています。
2026年の主な自然災害一覧
| 発生日 | 災害 | 概要 |
|---|---|---|
| 1月6日 | 島根県東部地震 | M6.4・最大震度5強。住家一部破損114棟など |
| 1月9日~ | 大雪 | 北日本・東日本などで大雪による人的・住家被害 |
| 1月20日~ | 大雪等 | 大雪による人的・住家被害など |
| 4月20日 | 三陸沖地震 | M7.7・最大震度5強。津波を観測 |
| 4月27日 | 十勝地方南部地震 | M6.2・最大震度5強 |
| 5月15日 | 宮城県沖地震 | M6.4・最大震度5弱 |
| 5月20日 | 沖縄本島近海地震 | M5.9・最大震度5強 |
| 6月1日~ | 台風6号 | 大雨・強風などによる住家被害 |
| 6月24日~ | 6月24日からの大雨 | 各地で大雨。浸水・住家被害など |
| 6月25日 | 岩手県沖地震 | M7.2・最大震度6強。津波を観測 |
| 6月26日 | 山梨県東部・富士五湖地震 | M5.6・最大震度6弱 |
| 6月25~27日頃 | 台風7号・8号 | 大雨・強風。地域によって避難情報など |
| 7月10日~ | 台風9号 | 東日本などで大雨・強風 |
| 7月17日 | 関東の大雨 | 千葉県柏市などで冠水・床下浸水 |
| 7月28日 | 熊本県熊本地方地震 | M7.1・最大震度7。大きな住宅被害 |
| 8月4日~ | 台風13号 | 大雨・強風など。各地で被害 |
| 8月11日~ | 台風15号 | 大雨・暴風など。各地で被害 |
| 8月13日~ | 令和8年8月千葉豪雨 | 大雨特別警報・24時間降水量351.0mm(千葉) |
| 8月27日~ | 8月27日からの大雨 | 石川・富山・福井で浸水・土砂災害などが発生。 大雨特別警報・24時間降水量362.0mm(氷見) |
| 8月30日 | 福井県の大雨 | 福井市・大野市・勝山市などで記録的な大雨。 大雨特別警報・24時間降水量327.0mm(勝山・観測史上1位) |
| 9月3日~ | 台風24号・前線による大雨 | 大雨・強風。青森県などで浸水・道路被害 |
| 9月4日~ | 台風24号・前線による大雨 | 種子島・屋久島地方で線状降水帯。非常に激しい雨が継続 |
| 9月12日 | 十勝岳の火山活動 | 噴火警戒レベルを2から3へ引き上げ。火口周辺で入山規制 |
| 9月20日~ | 台風25号・大雨・暴風 | 関東・伊豆諸島などで記録的な大雨。 千葉県などで浸水・土砂災害・道路被害が発生。 |
| 9月26日~ | 台風26号 | 沖縄地方に接近。その後、台風と秋雨前線の影響で関東などでも大雨となるおそれがあり、警戒が続く。 |
主な自然災害の概要と保険の視点
2026年も、地震や大雨、台風などによって、各地で住宅や建物への被害が発生しています。
ここでは、2026年に発生した主な自然災害の中から、特に住宅被害や保険との関係が気になる災害について、概要と保険の視点から簡単にまとめます。
4月20日 三陸沖地震
4月20日、三陸沖を震源とする地震が発生し、最大震度5強を観測しました。
地震の規模は大きく、津波も観測されるなど、広い範囲で注意が必要となりました。地震の規模や津波が発生したことから、2026年の主な災害として記録しています。
地震による住宅被害では、揺れによる建物の損傷だけでなく、津波による浸水や流失など、被害の原因によって扱いが異なる場合があります。
6月24日からの大雨
6月24日から、各地で大雨となり、浸水や土砂災害などの被害が発生しました。
大雨による住宅被害では、床上浸水や床下浸水、外壁や屋根などの損傷、土砂の流入など、さまざまな被害が発生する可能性があります。
こうした水による住宅被害では、火災保険に付帯している水災補償の有無が重要になります。
ただし、浸水したからといって必ず保険金が支払われるわけではありません。加入している保険の補償内容や、損害の状況によって保険金の支払いが判断されます。
6月25日 岩手県沖地震
6月25日、岩手県沖を震源とする大きな地震が発生し、最大震度6強を観測しました。
住宅などにも被害が発生し、地震による建物被害について改めて考えるきっかけとなる災害となりました。
地震保険では、火災保険のように「修理にいくらかかったか」をそのまま保険金として支払う仕組みではありません。
建物や家財の損害状況を確認し、定められた認定基準に基づいて「全損」「大半損」「小半損」「一部損」などの区分が決まります。
6月26日 山梨県東部・富士五湖地震
6月26日、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震が発生し、最大震度6弱を観測しました。
強い揺れによって、住宅や建物への被害が発生しました。
地震による被害では、外壁や基礎などにひび割れが見られることがありますが、見た目だけで地震保険の認定区分が決まるわけではありません。
建物の構造や工法などに応じて、定められた箇所の損害状況を確認し、総合的に損害の程度を判断します。
7月17日 関東の大雨
7月17日、関東地方では局地的な大雨となり、千葉県柏市などで道路冠水や床下浸水などの被害が確認されました。
大雨による浸水被害は、同じ住宅でも浸水した場所や深さ、建物への影響などによって状況が変わります。
また、こうした水による被害に対して保険を利用できるかどうかは、火災保険に水災補償が付いているか、また契約している補償内容や損害の程度によって異なります。
「水が入ったから保険金が出る」と単純に判断するのではなく、まずは加入している保険の補償内容を確認することが大切です。
7月28日 熊本県熊本地方地震
7月28日、熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生し、最大震度7を観測しました。
強い揺れによって住宅をはじめとする建物に大きな被害が発生し、地震による住宅被害の大きさを改めて感じる災害となりました。
地震による建物被害では、外壁や屋根など目に見える部分だけでなく、基礎や柱など建物の主要構造部の損害についても確認する必要があります。
地震保険に加入している場合は、修理費の金額だけで保険金額が決まるわけではなく、定められた認定基準に基づいて損害の程度が判定されます。
8月13日 令和8年8月千葉豪雨
2026年8月13日から、千葉県を中心に記録的な大雨となり、各地で道路の冠水や河川の増水、住宅への浸水などの被害が発生しました。
千葉県内では、床上浸水や床下浸水などの住家被害が多数確認されており、住宅だけでなく、家財や自動車などにも被害が及んでいます。
今回のような大雨による住宅への浸水被害では、火災保険の「水災補償」が関係する場合があります。ただし、浸水したからといって必ず保険金が支払われるわけではなく、加入している保険の補償内容や損害の程度などによって判断されます。
また、同じ地域で被害を受けた住宅でも、浸水した範囲や高さ、建物や家財の損害状況によって、保険金の支払いが異なることがあります。
今回の大雨による被害状況や、住宅への被害については、今後も公表される情報を確認しながら更新していきます。
8月27日からの大雨
8月27日、石川県・富山県を中心に記録的な大雨となり、線状降水帯の発生や大雨特別警報の発表など、各地で厳重な警戒が必要となりました。
河川の氾濫や道路の冠水、住宅の浸水、土砂災害などが発生し、地域によっては集落が孤立するなどの被害も確認されています。
富山県氷見市では住宅の浸水被害が多数確認されるなど、住宅や家財への被害も広がっています。
今回のような大雨による浸水被害では、火災保険の水災補償が関係する場合があります。ただし、浸水した場合に必ず保険金が支払われるわけではなく、加入している保険の補償内容や損害の状況によって判断されます。
被害の全容はまだ確認途中のため、今後発表される自治体や関係機関の情報をもとに更新していきます。
8月30日 福井県の大雨
8月30日、福井県では記録的な大雨となり、福井市・大野市・勝山市に大雨特別警報が発表されました。
勝山市では24時間降水量327.0mmを観測し、観測史上1位を更新しました。また、春江や美山などでも24時間降水量の観測史上1位を更新する記録的な雨となっています。
この大雨により、浸水や土砂災害、河川の増水などが発生しています。
また、今回の大雨による被害については、9月4日に激甚災害への指定が見込まれることが明らかになっています。
9月20日 台風25号・大雨・暴風
9月20日以降、台風25号の影響で関東や伊豆諸島などで記録的な大雨となり、各地で住宅への浸水や土砂災害、道路・河川などの被害が発生しました。
台風による住宅被害では、大雨による浸水だけでなく、強風による屋根や外壁、雨樋などの損傷が発生することがあります。
大雨による浸水被害については、火災保険の「水災補償」が関係する場合があり、強風による建物の損傷については「風災」の補償が関係する場合があります。ただし、補償の有無や支払いの条件は契約内容や損害の状況によって異なります。
また、台風による被害では、雨漏りの原因が強風による屋根の損傷なのか、以前からの劣化や老朽化によるものなのかなど、損害の原因を確認することが重要になります。
被害を受けた場合は、片付けや修理を行う前に、建物の外観や被害箇所、浸水した範囲などをできるだけ写真で記録しておくことをおすすめします。
台風25号による被害は現在も確認・更新が続いているため、今後公表される人的被害や住宅被害、復旧状況などを確認しながら更新していきます。
まとめ
2026年も、地震だけでなく、大雨や台風などによる住宅被害が各地で発生しています。
同じ「住宅被害」であっても、地震による損害と大雨による浸水被害では、関係する保険や確認するポイントが異なります。
当サイトでは、今後も住宅被害や保険との関係に注目しながら、2026年に発生した主な自然災害について随時情報を追加していきます。







